猫好きな老体気味SEの備忘録

タイトル通り、不定期更新、基本猫の話題は奥さんのブログに他力本願

どうしたらチームが強くなるかな

何かの役に立つ、誰かの役に立つことが実感できれば、人は強く生きれる。

いきなり思いついたことを書いてしまったが、、、


それには、個々人のお役立ち事項をまずは引き出してやらないといけない。

引き出した後は、可能な限りそれを伸ばしてやらなければならない。

抵抗勢力に立ち向かう信念を持たさなければならないし、一緒に戦ってやらねばならない、仲間を増やしてやらなければならない。

それが監督というか、マネージャーの仕事なのかな。


チームを強くするには、メンバーに強くなってもらわなければならない。理想を言えば、要件定義、設計、製造、テストがそれなりの生産性と品質で実行できるメンバーで構成される状態。

マネージャーは、チームの仕事の進行状況を監視しつつ、お客様とチームに最適な仕事カードの調整だけをする、とか。



そんなにうまくいかないんですけど、

まずは自分のマネージャーとしての方向性を信じることから始める。


トップダウンの組織運営はダメ

合意形成で進めるんだ!

そういう思いは、もう4〜5年前からあって、自分なりに同僚達と進めて来た。
だぃぶ意識が高くなり、自分が所属しないチームでもどんどん進んでいるし、所属チームでも自分が牽引しなくても目標を高く設定してるにも関わらず、小さい成果を実感するような取り組みを勝手にしている。

明確に指示がなくても、

同僚達が最善な方法を学習し、なんとかしたいことを自ら行動に起こしているということになる。

これは、2年前からすると凄い変化になる。

強い組織、チーム

考え方は二つある。
  1. トップのカリスマ性を持って、絶対信頼と服従による運営
  2. 合意形成によるチームビルディング
前者は、火消しには大変有効。迷ってる時間がないから、百戦錬磨のPMが音頭とって進めるとどうにか火事が収まる。これはこれで必要だが、火事の原因を突き詰めないと、次も火事が起こるし、下手すると他にも引火する。人海戦術とかで、ね。

なので、後者を選択したい。

ぶっちゃけ、火消しで音頭取るようなカリスマ性はないからというのもあるが、火事にしないのが正しいマネジメントだと思う。


チームビルディングの開始早々で火事になったらどうする?

カリスマPMに助けてもらう。
メンバの信頼関係がちゃんとできてないうちに火事になったら、消火を得意としている人に助けてもらうしかない。


この手のPMとは、マネジメントスタイルが異なるために、進んで火消しには来てくれない。

でも、人は頼りにされることをそんなに嫌がらないので、その頼みが1回なり2回ならやってくれますよ。
その時は、懇願するのです。先輩後輩とか関係なく。
当然重なれば、そのPMが言うまでもなく、メンバからの信頼もなくなりますから、助けてもらった時は、全力で立て直しに協力です。


うまく行っていても、火事になっても振り返りが重要。


あの時の対応が最適か?という観点で、
  • 続けていくこと
  • やめた方がいいこと
  • 次への改善
こんな感じで振り返る。
また、積み残したことの棚卸しもする。

最後にアクションと担当者とスケジュールを決める。

ここでのスケジュールは、そのアクションの実行スケジュールをいつまでに担当者が考えてくるかというもので、アクションの実施予定ではない。

まあ、特にタスクが溜まりまくってなければ、次週が期限になるわけ。


"何を優先にしますか?"

タスクが溜まってくると、こんな言葉をよく聞く。
溜まる前に予期して、しかるべきリソース分散させるのが理想だが、予期した直後にコピーロボットでも現れない限り無理。
また、余剰人員がいたとしても、余剰人員は大抵戦力外だし、戦力になるとしても緊迫した現場でコミュニケーションも最小限になりがちなところに入った経験がないときつい。

じゃあどうする?

まずは、タスクをカード化するんだろうな。バグ票とかは良くやるけど、それと同じ発想。
タスクを眺めて、取りに行く。
空いてるスペースにみんなが見れるようにポストイットで貼り付けておく。
朝会で、カードをみて誰がやるのか決めさせる。

この時、優先順位は決めておかないといけない。

どうせ、カードは全員分より多いから。
また、タスクの内容によっては、能力・経験値で消化可否が決まっていたりする。
でもカード化することで、消化困難なメンバに割り当てざるを得ないという事も全員が認識する。はずだ。


まとめ

私の薄目の経験を元に、マネジメントについて仮説してみました。
経験的に1番有効なのが、ゴールをチーム全員が同じ認識、価値観で進めること。

本日反省会のご案内がメンバーから来ました。
その他にもメンバーの成長が感じられる場面も多い。そういう出来事をエネルギーに頑張っていきましょう。